スタッフ・オフィサー

英国秘密情報部
ダブルOセクション
Qブランチ

いかにも雑居ビルだった、ユニバーサル貿易から、ちょっとアンティックでおしゃれな感じに移転改装した、「ユニバーサル・エキスポート」とカタカナ読みしたほうが似合うのが、ダルトンのシリーズの英国秘密情報部。
内部はかなりの近代化がなされていて、秘密基地という感じに近くなっている。
特筆すべきは、ロイヤル・ネイビーの誇る、英国海軍のここにありを証明するシー・ハリアーを一情報部が持っているという点だろう。
ガードナーの小説の設定からと思われる英国内のセイフ・ハウスが登場したのもこの作品。
ジブラルタルの訓練からも解るように、スパイというよりは、特殊工作員の意味合いが強く出ているダブル・オー・ナンバーたちである。これもガードナーの匂いが強い。
マニペ二―もMの秘書というよりは、情報部のアシスタント・マネージャー的な役割だろう。
・・・という、か。ほとんどQ課にしかいないさまは・・・なんか、アン・ライリー・・・そのお姿からして・・・
潜水艦に自分のオフィスを置く、部長の伝統も健在。
Mのオフィス付き輸送機の存在も確認されているしかも、命綱付き・・・
国防省の組織ではあるものの、首相がMの直所の上司である設定には変更はない。なんせ一部長が大臣を呼びつけるんだぜ・・・・ということで。


kl