シルバーフィン

はじめに

「ヤング・ジェイムズ・ボンド」シリーズ始動!!!!!!
http://www.ianflemingcentre.com/index.cfm?page=news
イアン・フレミング・パブリケーションズからの公式発表です。
舞台は1930年代。
主人公は13歳のジェイムズ・ボンドくん
シリーズ一作目は2005年3月バフィン社より出版
舞台はアメリカ人が不穏な実験をしているスコットランドの城。
作者はチャーリー・ヒクソンさん
この方です。
「私も子供をもうけたので、子供のためのスリラーを書きたかった」とコメントしているがプチ不安です。
あ。でも叔母に引き取られ(両親が亡くなってますので)
イートン校の生活がこれから始まるという設定ですので、ええフェッテス校じゃなくてイートン校ですもんね。
第一の冒険は置いといて、
とにかく、友人の
メイドさん相手の第二の冒険は非常に楽しみですね!!!!!

|-`).。oO( 友人のメイドと間違いを犯して、イートンは退学、フェッテスに転校ですもん )

。。。。なんかコレのためにベンソンさんが捨てられたのかと思うとプチ悲しいんですけどね。だって、12歳でイートンに入って、その二学期に退学というフレミング設定からすでに破綻してるし


ミラマックスがヤング・ジェイムズ・ボンド・アドベンチャーの権利を買ったそうです。

また、紛らわしい言い回しを

    _, ,_  パーン
  (* ゜д゜)  
   ⊂彡☆))<´) アアン


いや、だって、昨今、ミラマックスといったら、
最近、無条件でクエンティン・タランティーノさんの顔が浮かぶじゃないですか!
タランティーノさんが「また一歩、野望に近づいた」のたまう様を想像しちゃうじゃないですか!
肝心なボンド少年の冒険はほとんど回想扱いで、あとは「カジノロワイヤル」を撮ってる様が・・・
ねえ。

とりあえず全五作を予定しているチャーリー・ヒクソンさんのヤング・ジェイムズ・ボンド・アドベンチャー・シリーズの権利を、
ミラマックスがフレミング・パブリケーションがから買い取ったそうです。
ただし最初の二作まで。
権利といっても、米国での出版の権利だけど。
ミラマックスといっても、ミラマックス・ブックの方だけど。
学生の時、リーダーの時間でお世話になったあの出版社・・・・

    _, ,_  パーン
  (* ゜д゜)  
   ⊂彡☆))<´) アアン


タイトルは「シルバー・フィン」
えっと、イァン・フレミング・パブリケーション公式の、
まだ友人のメイドと間違いを犯す前の、
ジェイムズ・ボンド13歳が
スコットランドに巣食うアメリカ人と戦う
チャーリー・ヒクソンさんのライト・ノベルのタイトルが決まったそうです

「シルバー・フィン」

フレミングゆかりなら、「ゴールド・フィン」とか
「ザ・メン・ウィズ・ザ・ゴールデン・フィン」くらいかましてくれればいいのに

・・・と思いつつも、すでに、フェデリック校に転校している筈のボンド少年なのに、
イートン校の設定という。出だしから破綻してるアレなのに。

でも、万が一、まかり間違って映画化されたら
プチ楽しみではあります。

もう、なんでもあり・・・


実はボンドの依頼を断ってたアントニー・ホロヴィッツさん
http://enjoyment.independent.co.uk/books/interviews/story.jsp?story=550748
アントニー・ホロヴィッツ? 誰? とお思いのあーた。
少なくともココに訪れる荒木ファンの方々は解りますよね? 解らない?

女王陛下の少年スパイ・アレックス・シリーズの作者。
えっと。イラスト目当てで買ってる荒木ファンの方々、原書は既刊5冊なので、しばらくは待ち状態です。
先日予約が始まった、13歳のジェイムズ・ボンド少年の冒険「シルバーフィン」ですが、実はこのシリーズ、イァン・フレミング・パブリケーションは、当初、アンソニーホロヴィッツさんに依頼していたそうです。
でも、彼が書きたかったのは、ボンドの少年版であって、ボンドの少年時代ではないんだ・・・とのこと。


ヒクソンさん、「シルバーフィン」について語る
チャーリー・ヒクソンさんがブックセラー・コムさんに「シルバーフィン」の製作秘話みたいなものをかたったそうです。

イァン・フレミング・パブリケーションから、ジュニアなマイルズ・メッサビーや、リトルなマニペニーは出すなといわれた。

フレミングの伝記を読み直し、フレミングの幼年期の出来事のいくつかをボンド少年のエピソードに取り入れた。

悩みある弱い少年にした。

自分の息子が、アンソニー・ポロヴィッツさんのアレックス・シリーズが好きなので、それも参考にした。(ちなみアンソニーさんは最初にヤング・ジェイムズ・ボンド・シリーズの執筆オファー受けた方。ただし少年版ボンドならやりたいけれど、ボンドの少年時代には興味がないという事でお断りしている)

書けば書くほど、フレミングはボンドのシリーズを「シリーズ物」として書いたいたのではなく、毎回単品の独立した本として書いていた事がわかり、つじつまを合わせるのに苦労した。

・・・・だそうです。


ミラマックスとドリームワークスが映画化を狙っている。
・・・というわけで、売れ行き好調のヤング・ジェイムズ・ボンド・シリーズ「シルバー・フィン」の映画化に向かってあれこれと動きがあるもよう。
ドリーム・ワークスと米国での販売元であるミラマックスががっちりタッグでフレミング財団にもうプッシュ中。

出版元イアン・フレミング・パブリケーションのゾーイ・ワトキンズ女史は、「映画化権への多くの関心が全面的にありました」と告白。作者のチャーリーさんもロケはスコットランドで撮らなきゃだめだよと乗り気。

・・・・・イオンと揉めるぞ。きっとな。

オフィシャルである限りヤングでもボンド・ストーリーの延長線だから、
ガードナーやベンソンの小説を映画化させない・しないで版権を管理してるイオンにとっちゃあ、黙ってないだろうなあ。

やりようによっちゃ。原作を回想シーンにして、あとは勝手にoo7ってやり方もできるし、なあマクローリ。



実際のジェイムズ・ボンドってどんな顔しているのか、見てみないかい?
ドイツ版も出て、いまや絶好調のチャーリー・ヒクソンさんの「シルバーフィン」。ピクチャー・ブック版の13歳のジェイムズ・ボンド君のお披露目がありましたですよ。




(;´<`)ノ



他意はない。たぶん。「パイナップル・アーミー」がフェバリッツなあてくしとしては、漫画化の際は是非。
でも、その・・・・生きながらウナギに食い殺されていくシーンはやるんですかね。アメリカの探偵とスコットランドに棲む悪役とその部下の踊り喰われは・・・。

過去に「ジェイムズ・ボンドjr」というコミックがありましたけど、正確には「ボンドの甥」なんだそうで、ジュン・ガードナーさんの「不死身なやつはいない」で振って沸いたように存在を知らされた伯父っつうのはそこらへんを皮肉ックテルみたいだそうで。やるじゃんガードナー。

こちらの小説シリーズはフレミングの姪であるケイトさんとルーシーさんによって権利が管理されております。

今後の予定はこんな感じ
第2の本は大部分はサルジニアで起こり、強盗、美術品盗難事件および人々を密輸入することを含んでいます。タイトルは「ダブルのM」
本3は大部分はロンドンのより暗い隅で起こるでしょう。本4はアルプス山脈でセットされるでしょう・・・。そして少年を諜報の暗黒面に取り込まれていくある事件が起きて・・・・・って、アナキン・スカイウォーカーですか。

もういっちょジェイムズ・ボンドってどんな顔しているのか、見てみないかい?
そんなこんなで「シルバー・フィン」いよいよ米国上陸。
その前の「チキチキバンバン」ブロードウェイ上陸、大成功を受けて、oo7はアレでもフレミングはアレって静かな勢い。

こちらがイートン校の制服のジェイムズ・ボンド君。イラストは前回と同じケヴ・ウォーカーさん。
ちょっと某漫画家のタッチがはいってりして。
米国版「シルバーフィン」はタチアナの尻の筋肉に勝るとも劣らない太ももの筋肉を持つ、ヒロイン、ワイルダー・ロウレスたんとの夜のレスリング試合のシーンは丸々カットだそうです。

アメリカ版のコピーがこれ

Before the name became a legend
名前が伝説になる前に
Before the boy became the man
少年がその人になる前に
He was just Bond...JAMES BOND
彼はまさにボンド・・・ジェームズ・ボンドでした

 
かっこいいなあ。

もう本編の映画なんてどうでもいいから、こっちの映像化すすめておくれよ。

キャラクターデザインできたよ
以前「シルバーフィン」のピクチャー・ブック版のジェイムズ・ボンド君が・・・

こんなカンジ
ってなったんだけど、他のみなさんもキャラデザできたお。壁紙も用意したからね!とオフィシャルサイト。
http://www.youngbond.com/ybProfile.aspx?id=1

気になるところで、右がボンド君と夜のレスリング勝負を果敢に挑む、というかめっちゃ強い、「君が危ないときは、アタシ必ず助けに来るから」の、乗馬が得意のワイルダー・ロウレスさん。Lowがlessといういかにもフレミング的な意味ありげなネーミング。
で、左がチャーミー伯母さんこと、チャーミアン・ボンドさん。時代の最先端をいく女ってものですが。たしか女手ひとつで孤児になった、ボンド少年を育ててたと思ったんだけれども、この「シルバー・フィン」にはマックス・ボンドさんというハズバンドが居るのは内緒。



kl