主題歌でホッとした。 ファースト・インプレッションは前作の延長戦。前作のサントラから主題歌のアレンジ(ベスト・サントラとしてほめられてた部分)をさっぴいたようなもの。相変わらず、主旋律不在というかメロディ不在というか。もう最近のサントラのデフォルトなんだよってことで割り切るしかないのかな。寂しいものです。 ダイ・アナザー・ディのころからロケ地のご当地色を曲の中に入れ始めてるんですが、なんというかアーノルドさんの南米に対するイメージ? なんかヤバくね?　例えるならばガイジンのスシ、ハラキリ、フジヤマなニッポンのイメージに通じるものがあるような。アーノルドさん任期中には是非日本を舞台にしたシリーズを一本作ってほしいものです。なんじゃこらニッポンなBGMを期待したいです。 気になる今回の主題歌について、ホワイトは「何かを真似したり、レトロなものを作ったりはしたくなかった」と米「ローリング・ストーン」誌に説明した。「ただ、ボンド的なフィーリングが必要だったんだ。確実に（ボンドの主題歌を書くという）責任を負っているわけだからね。シリーズ全作で、パワフルな音楽が引き継がれている。だからこそ僕は、音楽を通じて創造的に参加したんだ。こういった挑戦のためにね。それこそ僕が生きている理由さ」 こういうインタビューを読むと、前作のクリス・コーネルさんもそうだけど、共に引き合いに出されたポール・マッカートニー卿は偉大だなあって思うんだ。今までの主題歌とは全く違う別のものを作り上げて、それが後の主題歌のボンド的フィーリングのフォーマットにしてしまったところが。 レディオのコピー防止対策音加工をはずしたこのフルを聞いてみると、ボンド的なフィーリングが確実にレトロなもの、真似した物になってしまっている感じがしましてね。言い方を替えるとありきたりになっちゃたなというような。 ラップっぽい韻の踏み方がすきでね。ただ自分の中では一回聞いただけで鼻歌が歌えるというのがボンド・ソングという感じなので。。。。 いえるのは。。。マッカートニー卿、２連勝・・・かな。 ココ十年のボンド映画の主題歌って、主題歌として作られた曲なくてさ、あくまでもタイアップ先がボンド映画だっただけって感じてさ。大御所のだってPVがシリーズのパロディ満載なのは作ってたけれど、曲自体はもともと自分のアルバムに作ってたCan't You See My Mindのタイトルを変えての提供だったりね。・・・・で、ここ十年の主題歌って出来上がったらしくない曲を、タイアップだからアトはよろしくねって、映画スタッフがジョン・バリー風ジングルのオケを(ちゃららっちゃちゃッみたいなのね)曲の小節毎にダビングして、ソレっぽくしてフィルムに載せてできあがりという。 だから、ホワイトさんはもしかして莫迦正直すぎたのかもね。普通にアリシアさんの曲作ってあとは適当にボンドっぽくリミックスしてよってしてもよかったのにねって。練り餌的に今回の主題歌がすきなのはその莫迦正直に主題歌というものに真っ向勝負した曲だから好きだったり。なんだ言われようと。 ここら辺なんかが、昔ときめいた従来のｏｏ７映画っぽいね。
Time To Get Out The Palio Inside Man Bond In Haiti Somebody Wants To Kill You Greene & Camille Pursuit At Port Au Prince No Interest In Dominic Greene Night At The Opera Restrict Bond’s Movements Talamone What’s Keeping You Awake Bolivian Taxi Ride Field Trip Forgive Yourself DC3 Target Terminated Camille’s Story Oil Fields Have You Ever Killed Someone? Perla De Las Dunas The Dead Don’t Care About Vengeance I Never Left Another Way To Die (Jack White & Alicia Keys)	I know the player with the slick trigger finger for Her Majesty Another one with the golden tone voice and then your fantasy Another bill from a killer turned a thrill into a tragedy A door left open A woman walking by A drop in the water A look in the eye A phone on the table A man on your side A someone that you think that you can trust It’s just another way to die Another tricky little gun giving solace to the one that will never see the sunshine Another inch of your life sacrificed for your brother in the nick of time Another dirty money, heaven sent honey turning on a dime A door left open　 A woman walking by　 A drop in the water　 A look in the eye　 A phone on the table　 A man on your side　 A someone that you think that you can trust　It’s just another way to die 「another way to die」