「すくなくと殉職だ。本人も名誉だろう」
You Only Live Twice:007は二度死ぬ
1967年 117分 イギリス
監督:ルイス・ギルバート
脚本:ロアルド・ダール
撮影:フレディ・A・ヤング
音楽:ジョン・バリー
出演:ショーン・コネリー、浜 美枝、丹波哲郎、若林映子、ドナルド・プレゼンス、他
はじめに
なんいってもアキさん。
若林映子さんとですよ。
それっきゃないないですよ。
以上(・・・って、おい!?)
原作と映画の関係
ブロフェルドが池にピラニア飼ってる
タイガー田中の忍者養成所とボンドの日本人に変装させちゃえ作戦
海女のキッシー鈴木さん。
後は全部、映画のオリジナル
ストーリィ
米国の宇宙船が、謎の大型宇宙船に飲み込まれて行方不明に。
米ソの関係は悪化するが、英国は謎の宇宙船が日本付近に着陸したのを確認。
ボンドは香港に急行。
だが、ボンドは襲撃を受け死亡。彼の殉職は新聞で報じられ、遺体は水葬にされる。
しかし、これは敵の目をそらすMの作戦だった。
ボンドは日本へ潜入。英国情報員ヘンダーソンと接触。
だが、ヘンダーソンは何者かに殺害される。
刺客に扮したボンドは、大里工業という会社に連れていかれる。
金庫から書類を盗み出すし、アキの助けで逃走。
彼女に連れられて、秘密警察のタイガー田中という人物に会う。
実業家に扮して大里工業の社長に面会。会社を出た途端、何者かに襲撃される。アキの車で逃走。タイガーのヘリが急行。磁石で追手の車を海に捨ててしまう。
金庫の書類にあったニンポー丸が、神戸に停泊中と聞き急行するが、だが、大里の秘書ブラントに捕まる。
彼女は飛行機を爆破して、ボンドを置き去りにするが、何とか不時着させる。
ニンポー丸は、マツ島という所で積み荷を降ろしているようだ。
Qが急行し、組立式ヘリ、リトル・ネリーを準備。
ボンドはこれでマツ島へ急行。火山の上空でヘリの襲撃を受けるが、撃破する。
ソ連のロケットも奪われ、次の米宇宙船が失敗すれば、東西両陣営の世界大戦は必至だ。
それによって利益を得るもの・・・スペクターは、中国の資金援助でこの計画を進めていたのだ。
タイガーは火山襲撃を計画。100名の忍者を島に潜入させる。ボンドも日本人の漁師に整形。だが、ボンドの身代わりにアキが殺されてしまう。忍者の特訓を受け、キッシー鈴木と偽装結婚。火山が人工のドームである事に気づき、侵入する。
基地内では、次のロケット打ち上げが準備されていた。
ボンドは、飛行士になりすますが、正体がばれ、飛行士が交代して打ち上げられる。
一方、タイガーらは火口に接近。しかし、機関銃が彼らを妨げ、侵入できない。
ボンドは、ロケット入りのタバコで警備兵を倒し、ドームを開ける。
スペクターとタイガーの忍者隊の激しい銃撃戦。
ブロフェルドは責任を追及して、大里を射殺。
ボンドも殺害しようとするが、タイガーが妨害。ブロフェルドは逃走。
タイガーの援助で司令室へ向かうが、用心棒が現れ、格闘になる。
彼から自爆装置のカギを奪い、ピラニアの池に落とす。
スペクターのロケットは、アメリカのロケットに接近。
米軍は戦闘体制に入りつつあったが、ボンドが間一髪ロケットを爆破。大戦は回避。
しかし、ブロフェルドは基地の自爆装置を作動させたため、火山が爆発。
ボンドらは脱出し、Mの潜水艦に回収される。
シェイクしたムービィ
しかしさ、アレだけのもの、ぽんと造るなんて本家の威厳だよね。あのカルデラの要塞だけでも、映画だよ。すごいよぉ・・・後のトラウマだよ。認めようと認めまいと、ボンド映画のひとつの象徴になっているからすごいよね。日本のイメージがどうのこうの、些細なことでゴチャゴチャぬかすなよっ、ボケがっ。人力車? じらしにじらされたブロフェルドが、蓋をあけたらチンケなおっさん? いいじゃん。丹波さんは吹き替え? そんなこといったら初期のボンドガールはみんな吹き替えだぜ。でもうらやましいぞ檜作りのトルコ風呂。・・・ボンド異国に行くですよね。何だかんだいってもヨーロッパ、カリブ海域、アメリカは彼らの庭ですからね。だから本当の意味でボンド海外に行くわけだ。最近これを誉めるのがインテリ・ファンのステイタスになりつつあることが・・・・すごくイヤ!
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